なぜ起こった?少子化の事実

高齢出産 増加 理由

今の30代や40代の女性の中には、母親が30代や40代で自分を出産した。
という親子もいます。
ただ、その場合の多くは、上に兄や姉がいる。
つまり母親は30代や40代で出産した子どもが第一子だった。
という人は少ないのではないでしょうか?

きっかけはオイルショック

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今の30代後半〜40代前半にあたる方のご両親は団塊の世代と言われていて、そして30代後半〜40代前半の人達は第二次ベビーブームと呼ばれる世代です。
多くの家庭では男性が会社で働き、女性が結婚後は専業主婦として家庭を守ってきた。
といった世代です。

 

それこそ男性は残業時間が多く、残業した分しっかりと給料を得ることが出来る時代で、一人が賢明に働くことで社会が周り、家庭も回っていた時代です。
多くの家庭は20代で2人の子どもを産み育てていた。
というような世代です。

 

いわゆる標準家庭として夫婦と子供二人の世帯がモデルでした。

 

 

ところが、1975年に起こったオイルショックを境にして、社会は驚くほどの変化を迎えます。

 

夫一人の稼ぎでは家計を支えることが出来なくなり、妻が社会に飛び出していくことが増えてきます。
パートやアルバイトなどで働く主婦も増え始めたのがこの頃です。

 

オイルショックによって高度経済成長期が終焉を迎えたのと同時に、女性のライフスタイルは多様化に向かっていきます。

 

その結果起こったのは、20代で2人の子どもを産み育てるといった画一的なスタイルの崩れ、そして合計特殊出生率の低下、1989年には、この合計特殊出生率が「1.57」となり、はじめて「少子化」という言葉が生まれました。

 

 

想定外、子どもが生まれない!?

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少子化になったとしても一時的なことで、ある程度社会が落ち着けば女性も子どもを産み育てるようになるだろう。
これがその当時の考え方の主流でした。

 

ところが、女性の身体というのは、そんなに都合が良いものではなかったんです。

 

30代や40代で妊娠・出産をする女性の多くは、すでに20代で妊娠・出産を経験してきた女性たちが殆どでした。
30代や40代で妊娠・出産を始めて経験することになる女性の身体は、20代で経験をしてきた人達とは明らかに異なり、生殖に関する機能の衰えは明らかに顕著だったんです。

その結果起こったのが、経済を優先させたために子どもを持つことが出来なかった夫婦の増加。
二人以上の子どもを望んでいたのに一人っ子になってしまった家庭の増加。

 

それにより少子化に拍車がかかるといった悪循環だったんです。

 

この合計特殊出生率が低下し始めたことが分かった時点では、実は生殖医療は今ほど進んでいない状態で、女性の身体がここまで早く生殖機能を弱らせてしまう事は分かっていませんでした。
また、社会を動かしているのは男性で、特に政治や行政を動かす官僚は男性の方が圧倒的に多い状態でした。
彼らが女性の生殖能力がこのような低下をしていくということには思い至ることはなかったのでしょう。
少子化に歯止めをかける手立ては打たれることがなくここまで来てしまいました。

 

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大奥の「おしとね下がり」の本当の意味

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1955年は第一子を出産した母親の平均年齢は24歳でした。1985年には26歳に、そして2000には28歳になり、2011年に初めて30歳を超えてきました。

 

実はこの30歳という年齢、江戸時代にさかのぼるとすでに子どもを産む年齢ではなく、子どもを産むという女性の中でももっとも負担が掛かる役割を一つ終え、その役割から離れ身体を労わることができるように守られる年齢だったんです。

 

江戸時代により多くの子どもが必要だったところというと、将軍家がありました。
今のように医療が進歩していない江戸時代では、一人でも多くの跡継ぎが必要だったので、将軍の役目として一人でも多くの子をなすこと。というものがありました。
この将軍の子を産むために、集められた女性は「大奥」という場所で暮らしていました。

 

そんな大奥では、30歳を過ぎると「おしとね下がり」といって、将軍の夜の相手をすることを引退することができたそうです。
これは、30歳になると年をとったから。というのではなく、30歳になることで高齢出産というリスクを負わせるのを避けるためだったんです。
30歳を超えたら妊娠・出産のリスクにさらさない。
という仕組みが、実はこの大奥のおしとね下がりの意味だったんです。

 

ところが、2011年には30歳で初めての出産を経験する。というのが平均値になっています。
守られるべき年齢を超えてもなお、女性は子どもを産むという選択をする人が増えているということになります。

まとめ

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確かに医療水準は江戸時代には考えられないほど高くなり、30代の女性の出産が驚くほどリスクを伴っているということは一概に言うことはできません。
ただ、やはり20代で初めて出産を経験した女性と、30代で初めて出産を経験する女性では、生殖機能も低下し、妊娠・出産に関してのリスクは高い。
この事実だけは知っておくことは必要である。
ということだけは、しっかりと覚えておきましょう。

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