高齢出産の疑問。必ず帝王切開での分娩になるの?

高齢出産 帝王切開

35歳以上のお産は難産になりやすい。
お産がうまく進まないことがあるから帝王切開を選択する必要がある。
このような話を聞いたことがある人も多いですよね。
実際のところどうなのでしょうか?

年齢による妊婦さんの違い

高齢出産 帝王切開

 

年齢が若い妊婦さんと、高齢出産に該当する妊婦さんには、いくつかの違いがあると産婦人科医や助産師さんは言います。
年齢が若い妊婦さんは、医師や助産師のいうことに素直に「うん、うん」とうなずいて、健診や診察などもかなりスムーズに進み、一人当たりの診察はかなりスピーディーに終わることが多い。
それに対して、高齢出産に該当する妊婦さんは、健診や診察の時に感じた疑問や質問、そして自分で調べてきたことなどを医師や助産師に聞こう、確認しようとすることがおおく、想定しているよりも健診や診察に掛かる時間が長引く傾向がある。
実は個人診療所の産婦人科医の中には、高齢出産は身体的なリスクもさることながら、とにかく診療に時間がかかるから困る。という人もいるんです。

 

産婦人科医は高齢出産妊婦が苦手!?

高齢出産 帝王切開

 

産婦人科の個人診療所は減り続けていて、それぞれの診療所ではまさに目が回るような忙しさになっていることが多くなります。
一人の医師が診察とお産の両方を見ていることも多く、一人ひとりの診療に寄り添いたいと思いながらも、時間的な制約があり、なかなかじっくりとした診療が難しいことが多くなっています。

 

ですが、実際に患者さんを前にすれば、医師は質問には答える必要があり、疑問などは解決する必要があります。
そのためどうしても高齢出産の妊婦さんは苦手。という産婦人科医もいます。

 

妊婦さん側からすると、このような対応をされればやはり医師との信頼関係をうまく築けず、質問や疑問などを抱えたままお産をすることになってしまうために、不安でいっぱいになります。
実はこのような不安は難産になりやすい。これは湘南鎌倉総合病院の産婦人科師長で、助産師の長谷川さんが感じていることなんです。

 

不安や自信のなさというのは、難産を呼ぶので、高齢出産だからといって不安がる必要はないんです。
調査では、自分自身が難産だったかという質問に、どの年代でも1割が難産だったと答えました。高齢だから難産ということは一概に言えないんです。

 

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実は安産も多いんです

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意外に趣味を上手にお産に取り入れてしまい、驚くほど安産な妊婦さんが高齢出産の方には多いといいます。
登山が趣味という女性は、お産の陣痛は山登りに通じていると感じ、ランニングが趣味という女性は、お産はランナーズハイに似ていると感じたそうです。

 

高齢出産はハイリスクで、難産になりやすいと言われていても、意外な経験がお産を手助けしてくれるケースが多いんです。

 

若い世代の妊婦さんに比べると、高齢出産の妊婦さんはそれだけ人生経験もあり、さまざまな趣味を持っているという人が多くいます。
また会社などに勤務し、仕事上でうまくいかないことを乗り越えてくることができた。という人もとても多くいます。
若い世代の妊婦さんが素直に「うん」というのは、実は本当の意味でいっていることを理解していないケースもあり、それに対して高齢出産にあたる人は分からないことはちゃんと聞いて理解してから納得するため、理解力が高く、想像以上な安産で出産をする人は多いんです。

必ずしも帝王切開ではない

高齢出産 帝王切開

 

高齢出産で大きなリスクがなければ、周産期母子センターなどがある高次医療施設では自然分娩で分娩を進めていくことは多くなります。
ですが、自然分娩にリスクがある場合には、帝王切開を勧めたり、自然分娩から帝王切開に変更をしたりしていくこともあります。

 

高齢出産だから一様に帝王切開を進めることは決して多くはありません。
一方で、人手が足りなく時間に追われているといった病院では、高齢出産は帝王切開で、ということが通例になっていることがあります。

 

はじめから帝王切開を選択したいという人であれば、このような病院でのお産もいいですが、自然分娩が良い場合には、できるだけスタッフが多く、お産に時間が掛かっても余裕を持った人員配置がある病院を選ぶようにすれば、意に染まない帝王切開を選択しなくても済むことが多くなります。

 

まとめ

高齢出産 帝王切開

高齢出産だから必ず難産になる。
高齢出産だから必ず帝王切開になる。
このようなことは「必ず」ではありません。ここはまず覚えておきたいポイントです。

 

難産を呼ぶのは自分自身の自信のなさや、不安の多さであること。
人材確保などに余裕がない産院では、時間をかけた出産が難しいために帝王切開を勧められることが多く、逆に人材が豊富な産院で、特に問題長ければ自然分娩をするという選択肢も十分にあります。

 

医師や助産師に聞きたいこと、疑問に思うことはちゃんと聞き、納得することで高齢出産は意外に安産で進むことが多いので、あまり高齢出産を必要以上に怖がる必要はありません。
ただ、自然分娩を選んでいても、リスクが出てくれば直ちに帝王切開に変更になることもありますので、ここは安全を取ったということで理解することが必要です。

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