【高齢出産】健康であることがとても大切

高齢出産 健康

高齢出産は昔に比べるとリスクはがってきています。
医療の進歩によって、実は卵子の老化についても、将来的には解決することが出来る可能性もあるのではないか。
という意見もあります。

 

卵子提供やiPS細胞の技術などが向上していけば、不可能ではないかもしれません。
「子供を産みたい」
というのはやはり女性にとっては大きな希望です。

 

ただ、その希望だけで子どもを産むことは、果たしてただし判断なのでしょうか?

 

健康が大事な理由

高齢出産 健康

 

妊娠合併症と呼ばれている妊娠高血圧症や妊娠糖尿病は、その多くは妊娠期間が終わることで治ることが多い疾病です。

 

ただ、妊娠時に起こるこれらの病気は、だいたい10年〜20年以内に同じような生活リズム、食生活、生活習慣を行い続ければ、生活習慣病にかかりやすくなるリスクを抱えている状態になってしまっている。ということになります。
育児中にも定期的に検査を受け、経過を観察することが大切で、自分自身がそのリスクが高いといことを認識して、生活を改善して行く必要があります。

 

高齢出産と呼ばれる年齢になってくると、高血圧症や糖尿病以外にも、どうしても乳がんや子宮がんなどの疾病にもかかりやすくなってきます。
子どもを産んで、育児をする中で、自分自身が病気と闘うことは大変です。

 

中には非常に重篤な身体の状態にあるにもかかわらず、妊娠を希望する女性、そして出産を希望する女性も多くなってきていると、日本赤十字社医療センターの第一産婦人科副部長の笠井医師は感じているそうです。
「本来、母親は子どもを守るために、自分自身も健康である必要がある」
と笠井医師は、一方で同じ女性として、
「自分自身の命に代えても子どもを産みたい」
という女性の気持ちを感じ、とても複雑な気持ちになることがあるといいます。

 

医師の考え

高齢出産 健康

 

高齢出産の問題では、胎児に関するリスクが大きく取り上げられます。

 

胎児が流産するリスク
胎児が先天異常になるリスク

 

これらは特に卵子の老化によって起こるリスクと言われています。

 

今は不妊治療の技術力もあがり、高齢出産でも子どもを望む方に対しては不妊治療専門の医師と共に多くの挑戦が続けられています。
卵子の老化についても、年齢が若いうちに自分の卵子を凍結保存しておけば、老化というリスクがない卵子を年齢が上がってから使うことが出来ます。
胎児にかかわるリスクを下げる努力は日々進歩して行っています。

 

ですが、どこか義務のように「子どもを産まなければいけない」と懸命になっている高齢女性の姿というのも、そこにはあると言います。
笠井医師が主治医を務めた患者さんの中には、乳がんが進行した状態で出産を迎えた女性が、分娩後に容体が急変し、赤ちゃんを抱くことなく亡くなってしまった患者さんもいたそうです。
その時には、子どもを抱かせてあげられなかったという痛恨の気持ちと、そこまで身を捧げて子どもを産まなければならないのか。と考えさせられたそうです。

 

卵子の老化を防ぐ サプリママの健康を支えることができる卵子の老化を防ぐサプリとはどのようなものなの?

理解したい2つのこと

高齢出産 健康

子どもを産むということは、本来であれば合わせてその子どもを守り、育てていくこととセットで考える必要があります。

 

高齢出産では、自分自身に対するリスクもあるということ。
また生まれてくる子どもに先天異常などが起こるリスクがあるということ。

 

この二つはちゃんと理解することは大切です。

 

なぜ当たり前のようなことを理解することが必要なのかというと、実際にNICUで出会うことがある「置き去りにされた赤ちゃん」の存在があるからなんです。

 

現実の話

高齢出産 健康

 

NICUは新生児集中治療室といい、出生後すぐに集中的な治療が必要な新生児が入院する設備です。
低体重出生時や早産児、生まれながらに疾病を持つために、その治療が必要な赤ちゃんが生後すぐから入院しています。

 

小さな赤ちゃんたちの中に、先天異常を持つ赤ちゃんもいます。
先天異常を持っていても、ほとんどのケースでは両親が家庭に引取り、その成長を見守ることになりますが、先天異常による障害を受け入れることが出来ず、NICUで成長をしていく赤ちゃんも実はいるんです。

 

日本には先天異常を持つ赤ちゃんたちが集められているNICUがあります。
両親が迎えに来る赤ちゃんたちの傍らで、両親に置き去りにされてしまっている赤ちゃんがいるということは、現実として知っておく必要がありますよね。

 

もちろん、高齢出産以外のケースでも、先天異常を持つ赤ちゃんが生まれることはあります。
ただ高齢出産では約4倍〜約10倍そのリスクは高くなります。
やはりある程度、生まれてきた子どもに先天異常があった時に受け入れる覚悟を持って妊娠・出産を計画することは必要です。
また、子どもが健やかに成長することに寄り添えるよう、健康であることを心がけることも必要です。

 

まとめ

高齢出産 健康

赤ちゃんたちは、両親を選んで産まれてくるわけではありません。
子どもが欲しいという自分の想いだけではなく、生まれてきた赤ちゃんと共に健康に過ごすことを目指すようにしていくことが、高齢出産を考える夫婦には必ず必要になることである。
ということをもう一度しっかりと確認することが大切です。

この記事も参考にしてみてくださいね♪