高齢出産のリスクは年齢のせいじゃない!

高齢出産 リスク

高齢出産にはいろいろなリスクが存在します。
ですが、そのリスクは高齢出産だからと一括りにすることはできない。
と世界的には言われ始めていることは知っていますか?
高齢出産のリスクは、年齢という括りから、個人という括りで考えることが必要なんです。

世界の権威も言っている!

高齢出産 リスク

 

世界中の産婦人科医の先生が読んでいると言われている「Wiliams Obstetrics」という教科書があります。
この教科書は非常に権威があるものですが、このWiliams Obstetricsの23版にこのような記述があるんです。

 

『高齢出産は、慢性疾患などの医学的問題のない女性にとっては、従来報告されていたよりもリスクがかなり低い』

 

というものなんです。

 

つまり、ただ年齢を理由に高齢出産はリスクが高いというのではなく、健康な女性であれば高齢ということを理由にしてただリスクが高いのではなく、個人的な問題によってリスクが高くなることがある。
ということになるんです。

 

高齢出産だからリスクが高いというと、どうしても高齢出産をしようとしている人にとってはとても不安に感じることになりますし、その不安によって高齢出産をあきらめてしまうことに繋がります。
逆に、年齢ではなく、個人の問題によってリスクが変わるということであれば、年齢以外の部分であれば改善することで自分でも妊娠・出産が安全にできる可能性がある。
ということに繋がっていきますよね。

 

日本赤十字社医療センター(東京都渋谷区)で、年間3000件以上の分娩にかかわっている同センターの副院長であり、周産母子・小児センター長でもある杉本医師によると、高齢出産のリスクを強調しすぎることは、不安によるストレスによって免疫力を下げるなどの悪い部分が多い。といいます。

 

高齢出産=なんとなく不安

 

という状態が、漠然としているだけに、全ての高齢出産をしようとしている人がすべてリスクが高いと思ってしまうことに繋がってしまいます。

 

実際には医師と妊婦さんがしっかりとコミュニケーションを図りながら、その妊婦さんのどこにリスクがあり、どうすればそのリスクを減らすことが出来るのかということを、個人の問題としてとらえることで、漠然とした不安を解消することが出来ます。

 

まずは年齢ではなく、個人が抱えるリスクを減らすことを行って行けば、実は高齢出産も安全に進めていくことが出来るんです。

知りたい個人のリスクとは?

高齢出産 リスク

 

では個人のリスクとはどのようなものがあるのでしょうか?
実は不妊治療による影響というものは、このリスクに入っています。
高齢出産を計画している人の中には、不妊治療を受けている人は多くいます。
とくに体外受精をしているという方の中には、多胎妊娠をすることがおおいというデメリットがあることは知られていますよね?

 

この多胎妊娠自体が、早産のリスクを高め、赤ちゃんが病気をもって生まれる確率や、最悪死産など赤ちゃんが亡くなってしまう確率を上げます。
体外受精では前置胎盤といって、胎盤が子宮の出口、つまり赤ちゃんが生まれる産道に掛かってしまうというリスクも増えます。

 

逆にいえば、体外受精で受精卵・胚を複数子宮に戻さなければ、多胎妊娠のリスクは無くなります。
前置胎盤が起こるメカニズムというものは完全にわかっていませんが、胚移植を行う時に、子宮に戻す位置を変えることでリスクを減らすことが出来るのではないか。
という研究も行われています。

 

妊娠高血圧症や妊娠糖尿病なども、もともと持っている体質などを改善することで、これらを起こすリスクも減らしていくことが出来ます。

 

食生活に気を付けること
急激に太ることがないようにすること
運動も適度に行うこと

 

これらを日頃から行うことでも、妊娠高血圧症や妊娠糖尿病を起こすリスクを減らせますよね。

 

卵子提供による出産はハイリスク

高齢出産 リスク

自分の卵子を採取して行う体外受精では、胚移植を行う時に子宮に戻す胚の数を一つにすること、そして戻す位置を子宮の下部にしないことなどで、ほとんどのケースでリスクを下げることが出来るようになっています。
医師と話し合いを行い、個人のリスクを減らすことができます。

 

ただ、どうしてもハイリスクになってしまうケースもあります。

 

自分の卵子ではなく、他人の卵子を提供してもらって行う体外受精です。
40代に入り、どうしても子どもを産みたいという人の中には、卵子提供によって子どもを出産するというケースも出てきています。
ですが、どうしても自分の卵子ではない分、身体は拒否反応を示すこともありえますし、実際に出産時に大量出血をしてしまったり、胎盤異常を起こしてしまったりするといったリスクが高くなります。

 

このようなケースでなければ、逆に高齢出産で体外受精を行ったとしても、大きなリスクは年齢が原因ではない。
ということができるんです。

 

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まとめ

高齢出産 リスク

高齢出産=ハイリスクである。
ということは一概にいうことが出来ません。
逆にいえば、個人がちゃんと自分のリスクを知り、そのリスクを減らそうと努力することができます。
どのようなリスクは自分にはあるのかを医師と相談をして、そのリスクの芽を取り除いていくようにしましょう。
そのために出来ることにぜひチャレンジしてください。

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